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10-02-27 WordCampFukuoka 2010
 福岡市で初めての WordCamp「WordCamp Fukuoka 2010」が 2010/02/27 に開催されました。
WordCampは、WordPressをきっかけにウェブに関するさまざまな人々が出会うイベントです。
WordPress (ワードプレス) は、現在ユーザー数が急上昇のオープンソースのブログ/CMS
プラットフォームです。phpスクリプットで書かれたプログラムで、GPLライセンスで
配布されます。
WordPressは、個人のブログサイトを立ち上げるだけでなく、企業サイト等を構築・再構築に
有用なツールです。
この時代の動き感じることの出来るイベントでした。



09-10-29 eeePCに Ubuntu9.4
 もうすぐ、次のバージョン9.10が出てくると思いますが、
現在入手できるUbuntuの最新版は、今年の4月に出たUbuntu9.4です。
eeePCへUbuntu9.4は、大きなトラブルなく出来ました。
前のバージョンであるUbuntu8.10では、無線LANの前に、有線LANが接続できず、
インターネットからのパッケージするたびに、虚しい待ち時間があり、
インストールに大変時間がかかりました。

Ubuntu9.4DeskTop

8GBのSDHCカードにインストール。

Ubuntu9.4Server

16GBのSDHCカードにインストール。
MySql、PHP、Perl、Rubyの動く環境が出来上がった。
現在、インターネットからのアクセスを試行錯誤中。



01-06-07 WebEDI
 WebEDI は、インターネットで行う小売業とその取引先で行う企業間データ交換(EDI)の仕組みです。
現在、多くの小売業は、新しい情報技術を取り入れ、お客様のニーズに応えるための様々なシステム化を
行っています。

しかし、
EOS発注の中に残るFax発注、電話発注、手書き伝票による納品の問題。
市場からの鮮度の高い商品のタイムリーな導入、流行商品の数量確保と店舗の配分の問題。
店舗へ配布される膨大な商品情報文書。
しかも、それの活用・消化の不十分。

これらの問題の解決には、問題を直視することと、怯まず、発想を変えた新しいアプロ-チが必要となります。
WebEDI は、売場を活性化し、無駄なコストを省く新しいアプロ-チです。


98-06-07 町の花屋さん
 東京駅の八重洲口を歩いていたら、一つの花屋さんを見かけました。
通りから路地の奥にある店までの導入路に工夫がありました。
小路に沿った壁のデスプレイが都会の花屋を感じさせてくれます。





96-07-20 ある基本理念
 週刊ポスト 96.06.14号に曽根綾子さんが関係する阪神淡路大震災コミュニティ基金の基本理念を
紹介していました。 この理念は、林雄二郎さんが日本財団のものをベースに作成し、この5月27日基金の
発表会で披露されたとのことです。
公平平等に、十二分に時間をかけて、熟慮して、前例に照らしあわせ、ものごとを決めることとは、
異なる価値観が示されています。

1.あまねく平等でなく、優先順位をもって深くきめ細かく対応すること
2.前例にこだわることなく、新たな創造に取り組む
3.失敗を恐れず、速やかに行動すること
4.社会に対して常にオープンで透明であること
5.絶えず自らを評価し、自らを教育すること
6.新しい変化の状況をいち早く見つけ、対応すること
7.世界中に良い人脈を開拓すること

96-07-20 「人月の神話」を読んで
 有名なソフトウエア・エンジニアリングに関するエッセイを読む機会をえました。
フレデリック・P・ブルックスJr著、滝沢徹・牧野祐子・富沢昇訳「人月の神話」アジ
ソン・ウエスレイ 1996.2発行です。

1.大きなプログラムシステム製品を開発する時に「人月」は仕事の大きさを測る
単位としては、疑うべき危険な神話である。人と月とが互いに交換できると考え,
月を減らそうとして、人を余計に投入することは効果的ではない。要員が増加すれ
ばするほど各作業者の間でのコミュニケーションを図るための時間が線形に増加す
ることになる。このため遅れているソフトウエアプロジェクトへの要員追加は更に
プロジェクトの進行を遅らせるだけという悲劇を生む。

2.高水準プログラミング言語と対話型のプログラム作成方法は、プログラム作成の
生産性の向上に役立っている。またチーフプログラマーを中心とする少数精鋭チーム
は、製品の完全性と生産性の向上を得ることができる。しかしながら、ソフトウエア
の開発において技術においても管理手法においても、それだけでこれからの十年間に
生産性や信頼性と容易性でも飛躍的な改善を一つでも約束できるような開発は一つと
してないと予測する(1986年)。

3.ソフトウエアエンジニアリングとは、
* システムに向けてプログラムセットをデザイン、実現する方法
* プログラムまたはシステムを、安定した、テスト済みで、文書完備のサポート
付きの製品になるようにデザイン、実現する方法
* 大量の複雑性に対して知的制御を維持する方法

4.ソフトウエア実体の本質は、データセットやデータ項目間の関係、アルゴリ
ズムや機能呼び出しなどが組み合わさったコンセプトで構成されている。
ソフトウエア構築において困難な部分は、この概念構造体の仕様作成とデザイン
およびテストにあって、表現することやその表現に忠実かをテストすることでは
ない。

5.ソフトウエア開発の生産性をあげるためには、
(1) このソフトウエア製品のコンセプトの完全性の実現。このため、だれか一人を
製品(主任)アーキテクトに任命し、アーキテクトが製品のあらゆる局面に
ついて利用者が知覚するコンセプトの完全性に責任を持たせる。
きわめて大きな製品開発の時は、主任アーキテクトは、システムをサブシス
テムにに分け、インターフェースを厳密に定義したうえで、各部分に担当ア
ーキテクトを配置する。
(2) 育成的構築モデルの採用。計画からプログラム作成・テストまでの局面を明確
に管理していくウオーターフォール構築モデルでなく、はじめに骨格を作り、
順次に詳細な機能を追加し、システムを育成していく。
(3) パッケージソフトをコンポーネントとして、購入してシステムを構築する。

コンセプトの完全性がシステムデザインにおいてもっとも重要な考慮点である。
一つの設計思想を反映していれば、統一性のない機能や改善点などは省いたシステム
の方が、優れていてもそれぞれ独立していて調和のとれていないアイデアいっぱいの
システムよりましである。 


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