ITWorks/seventies/ 2018年度
18-03-05 中村研一の「コタ・バル」を見る
福岡県立美術館で「没後50年-中村研一展」2018年2月3日~3月11日が開催。
私の持っている彼に関する知識は、宗像に生家があり、今ギャラリーになっているくらいだった。

展示されている作品は140点を超え、初期のスケッチから、油絵、水彩画、挿絵原画、それに九谷、志野の焼き物であった。
この中には、大作「弟妹集う」、「瀬戸内海」。それに戦争画「コタ・バル」。
戦後の小金井に住してからの「サイゴンの夢」、「夏」、「朝の庭」と、多くのの婦人像、花や静物画。「バラ(絶筆)」があった。

弟妹集うコタ・バルサイゴンの夢
   * 「弟妹集う」  昭和 5年(1930) 福岡県立美術館 fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2017/kenbi8428.html    * 「コタ・バル」 昭和17年(1942) 黙翁目録 mokuou.blogspot.jp/2015/08/blog-post_8.html    * 「サイゴンの夢」昭和22年(1947) 福岡県立美術館 fukuoka-kenbi.jp/exhibition/2017/kenbi8428.html これは、宗像市生まれの画家中村研一(1895~1967)の画業を俯瞰できるものであった。 時代の流れと、彼の思いを想像しながら2時間の充実した時を過ごした。


copyright (c) itworks.co.jp All right reserved.